「マーケティングって何?」
「知識をどう実践に落とし込むか教えて欲しい」
マーケティングってよく聞くけど、正直よくわからない、コンテンツを売りたいけど、マーケティング知識をどう活かせばいいかわからないって人は実は多いです。

マーケティングを理解しないまま闇雲にSNSやってもお客は集まらないですし、商品も売れません。冗談抜きで数年を無駄にしてSNSを辞めちゃった人をたくさん知っているので他人事ではなく自分事として今日は聞いて頂ければと思います。
売れる仕組みを作らないまま、毎日いいね・リプ回り・DMといった人海戦術ばかりだといずれどこかのタイミングで疲弊して挫折するんで、現段階で「SNS投稿しても集客できない」とか「LINEやメルマガには登録してもらえるけど個別相談が入らん」とか「頑張るほど労働が増える」って人は完全にやり方を間違えてるので、この記事や動画を見て一緒に「売れる仕組み」を作っていけたらと思います。


マーケティングとは
- あなたの存在を認知して
- あなたの発信に興味を持ってフォローしたり情報収集するようになる
- あるタイミングであなたを信頼して相談したり
- 最終的に見込み客自らが進んで商品を購入
この「仕組みや流れ」こそがマーケティングである。と僕は定義してます。



よくねマーケティングの権威であるフィリップコトラーが「マーケティングとはセールスを不要にすること」って言うんですけど、これこそがマーケティングの仕組みなんです。
要は見込み客が
①あなたを認知して→②興味&関心をもって→③ファン化&欲求喚起され→④商品を買ってしまう。
この段階を経て見込み客が行動する。だからこそ「セールス不要でお客さん自らが、進んで商品を買ってくれる」つまり売れる仕組みになってわけです。これがマーケティングです。
コンテンツが売れない理由
仕組み自体に問題があるんです。じゃあ「売れる仕組み」って何?というと「マーケティングファネル」と呼ばれるものが「売れる仕組み」です。



マーケティングファネルは何かというと「見込み客があなたの商品を認知してから、購入するまでの流れ」のこと
- 認知階層
- フォロー&情報収集階層
- ファン化&欲求喚起階層
- 商品購入階層といった認知から購入までの流れや仕組み
売れる仕組みを完璧にしようと思ったら、この「マーケティングファネル」を正しく理解して、それぞれのファネル階層別で適切な施策を打たないと、見込み客はあなたの存在すら認知しない、興味を持って情報収集してくれない、あなたを信頼したり商品を欲しいと思わず商品が売れないってこと。
もしあなたの商品が売れてないなら「マーケティングファネル上のどこか」に問題があるということ。
ただこれ以上「マーケティングファネル」について話すと更に時間がかかるので下記の記事を参考にしてください。


マーケティングの仕組みを機能させる5つのコツ
- 勝てるメガニッチ市場で戦う
- 5つの視点で商品を差別化する
- 売れる仕組みを設計して実践に落とし込む
- アクションマグネットづくり
- 信頼獲得
この5つを理解してマーケティング施策に落とし込んだり、売れる仕組みを作れたら、あなたがセールスしなくても商品が売れます。
ではそれぞれ詳しく解説していきます。
勝てる市場で戦う
1つ目は「売れる仕組み」を作りたければ、「勝てる市場」を選んで戦うべき!もうとにかくこれが1番マストの条件です。
なぜなら市場に「深い悩みを抱えた今すぐ客」が少ないと、ビジネス機会が減るからです。



「お金を稼ぐ」っていうのは、なにかしらお客が抱える「悩み」を解決して、その「価値」として報酬を頂くわけです。つまり市場に「悩みを抱える人」や「お金を払ってでも緊急で解決したい状況の人」が少ないと、ビジネスが大きくならないってこと。
よくあるのが「自分が好きなことで稼ぎたい」って全然ボリュームの少ない市場に参入する人がいるんですけど、これは絶対にNGです。
お金を払う人が少ないので、商品を買ってもらうハードルが鬼のように高いから。仮に100歩譲って、市場に悩んでいる人が少しばかりいたとしても「お金を払ってでも学んだり、悩みを解決したい人」が極めて少ないので、中長期な観点で言えば、稼ぐのが圧倒的に難しくなって途中で事業が厳しくなることが多いです。
勝てるジャンルがわからないって方は以下の記事を参考にしてください。


5つの商品差別化
2つ目の攻略ポイントは「5つの商品差別化」です。
売れたいならとにかく先に「商品を差別化」して選ばれる状態にしてください。勝てる市場を選んだ後は圧倒的な「商品差別化」できるかで、売れる仕組みが強固になるか決まります。



結局USPと呼ばれる「差別化」がすべてです。理由はシンプルで、悩んでいるお客からすると、他社にはない独自の機能を持った商品があれば、比較検討無しで勝手に商品が売れていくからです。
たとえば「Apple」なんかそうですよね?
- ライバルに作れない美しいデザイン
- 写真撮ったらIcloudと連携されてるんでデータが自動共有されるとか
- 最高画質のカメラ
- 安全のセキュリティ
完全に商品で差別化してますよね?少し想像してほしいんですけど、スマホを乗り換える時にiPhone以外の選択肢ってあります?ないですよね?いうてiPhoneかiPhoneのPROにするかくらいの違いじゃないですか?このAppleの事例こそが商品を差別化することでマーケティングが機能している証拠です。
- コアノウハウを研ぎ澄ます
- 値段
- サポート内容
- 保証
- 商品ラインナップ
この5つのポイントで商品を差別化していきます。この中から、今の自分が再現できる差別化ポイントを組み合わせて「あなたの商品しかない!」とか「お客から選ばれる状態」を作らないと商品は売れません。
残酷なんですけど、市場には我々の想像を超えるほどたくさん「強力な商品」をもったライバルがいるんで、かならずどこかしらで勝てるポイントを作ってください。
差別化要素①:コアノウハウ
「コアノウハウ」はお客の結果が出る1番の機能やノウハウのこと。
商品を差別化したければ、なによりもこの「機能面」が1番大切です。このお客の悩みを解決する「機能面」を他社が真似できないほど圧倒的に差別化すれば“間違いなく”商品は売れます。



なぜならこの商品を買えば1発で悩みが解決する。そして他社には無い機能を備えている。こんな商品だったら自然と求められるし、他社にはその悩みを解決する機能が無いんで、選ばれる以外ないからです。
コンテンツビジネスも、あなたがライバルにはできない「コアノウハウ」を提供できないと選ばれないってことなんです。
たとえばダイエットなら「手に入りにくい食材を使った爆速ダイエット」とか「内臓脂肪を取り除くダイエットサプリ」といった機能面で差別化する。
「ダイエットのプロです」「食事管理ができます」「1か月で-5kg痩せました」って言うのは、ぶっちゃけ誰でも真似できるんで「コアノウハウ」じゃないし、機能面の訴求が弱いと気づいてください。
差別化要素②:値段
2つ目の商品差別化ポイントが「値段」です。
当たり前ですけど、ライバルと同じ商品内容で、ライバルより安く提供できれば選ばれる理由になるからです。特に僕が意識してたのが「価格」は、実績がない後発組が使える、最強の差別化ポイントだってこと。



「動画編集」や「デザイン制作」など、価格が重要選択項目に入る【クライアントワーク】で効果的に使えます。
実績がないのにいきなり高い金額で稼ごうとしすぎ。大金は、まず先にこちらから大きな価値を提供して、その対価として受け取れるもの。実績がない時って見込み客からとにかく「信頼」されてないんで選択肢にも入れません。
まずはライバルより安い「お試し価格」で何が何でも、案件をもらう。そしてそこで結果を出して、信頼を得ながら、徐々に金額を上げてください。
差別化要素③:サポート内容
3つ目の商品差別化要素が「サポート内容」です。
サポートも列記とした差別化ポイントになります。多くが「商品機能」だけで差別化しようとするんじゃけど、同じくらい重要なのがサポート部分。なぜかというと、サポート部分って誰でもできるのにやらないし、最も【クライアント結果】に影響するから。
世の商品ってサポートがないがしろのところが本当に多い。絶対忘れないでほしいのが、実績無し・後発組ほど「サポート」を極めないと未来が無いってこと。
理由は、スキルや実績ってそう簡単に身につかないし、商品開発や改良にも資金や時間がいるから。一方で「即レスする」とか「添削に力入れる」といったサポートって今すぐにでもMAXにできますよね?
まず差別化というか、最低限MAXレベルにしないといけないのがサポートです。このサポートの重要性をわかってたら、始めからサポート無しの低単価商品を売るって思考にはならないわけ。
差別化要素④:保証面
4つ目の差別化要素である「保証面」です。



保証って簡単に言うとお客様との「約束」とか「補填」のこと。たとえば「僕は○○を約束します!もし守れなかったらちゃんとその分を補填しますね」これが保証。
もう少し具体的にいうと「もし結果が出なかったら半年間の延長サポートさせていただきます」とか「初収益を達成するまでは無期限サポートです」とか「広告費を回収できなかったら、弊社が代わりに補填します」こんな感じ。
この保証が強力なほどライバルと差別化できます。あなたがもし後発組からマーケティングの仕組みを作るなら「保証内容」を自分ができるMAXレベルで設定してください。
そうすれば見込み客から「ここまでサポートしてくれるのか?一丁信じてみようかな!」ってセールスタイミングで、安心して申し込んでもらえます。
差別化要素⑤:商品ラインナップを増やす
5つ目は「商品ラインナップを増やすこと」です。幅広い商品ラインナップを持つことは、それだけ幅広いお客様のニーズを満たせるので選ばれる理由になります。
これは完全に【強者の戦略】です。たとえば、マーケティングを学ぼうと思ったときに「コンセプトの作り方」だけ教える人より、①コンセプト開発も②商品開発も③SNS集客も④LINEやメルマガを使ったプロモーションなど全部教えてくれる商品の方が、お客からすると「まるっと全部学べていいな」ってお得な感じがしません?
ただここで1つだけ注意点があって出来ることが増えるほど、コンセプトが【抽象的】になりがちなので、後発組や弱者ほどコンセプトや商品は絞り込んで、1つの領域で誰よりも詳しく、画期的な商品を開発してください。
売れる仕組みづくりと施策
「売れる仕組み」を作ろうと思ったら、まず最初に勝てるHARMジャンルの中でもニッチ市場を選んで、2つ目に、何もしなくても売れる商品を差別化機能やノウハウをつくる」。この2つの重要性をお伝えしたところで、3つ目にいよいよ「売れる仕組み」を作っていきます。
なぜ「マーケティングファネル」をつくることが「売れる仕組み」をつくったことになるの?って思った方もいるかもしれませんけど、理由は「マーケティングファネル」って見込み客があなたを認知してから商品を買うまでの流れだからです。
- 認知される仕組み
- フォロー&情報収集してもらう仕組み
- ファン化&欲求喚起する仕組み
- 買ってもらう仕組み



これらを作って、「マーケティングファネル」の各階層別で“最適な施策”を打てれば、見込み客、自ら商品を買ってくれる「売れる仕組み」が出来あがるからです。
- 認知階層
- フォロー&情報収集の階層
- ファン化&購買欲求喚起の階層
- 商品購入の階層
この4階層で構成されてるって事をまず理解して、各4階層の人数を最大化する施策をそれぞれで打たないといけないってことなんです。
売れない人って99%がコンテンツビジネスを始める時にね、このマーケティングファネルの全体像を知らずに「まあ商売なんて集客できたら売れるんでしょ?」「Youtube・Instagram・X・Tiktokのどれか頑張るだけっしょ?」みたいな感じで戦略もなく始めるからどれだけ頑張っても結果が出ないんです。
詳しく知りたい方は下記の記事も確認してくださいね。


アクションマグネット



なんでアクションマグネットを作るべきか理由はLINEやメルマガに登録する理由が無いと見込み客はわざわざ自分の時間を使ってLINEやメルマガ登録しないからです。
僕のところによく「リストがとれません」「お客さんが行動してくれません」って相談が来るんですけど、そもそも見込み客が認知してから商品を買うまでの工程別に「行動するきっかけ」を置いてないからです。
「アクションマグネットの作り方」も超細かくやることがあるんで、気になる人は別記事「完全0から最短最速で月100万達成する方法」の中で「リストマグネット開発の3STEP」を話してるのでそれを参考にして超強力な「アクションマグネット」をつくってください。


信頼獲得
5つ目のコツは高単価でも余裕で売れてしまう「信頼獲得の仕組み」を組み込むこと。
多くの発信者が商品の話ばっかりプロモーションしてますよね?あれでは売れません。何にもわかってない。僕たちは商品を売り込むよりまず先になにをしないといけないか?それは…「自分を売ること」。



理由は「商品が微妙でもあなたを信頼して買う」ことはあっても「あなたを信頼できずに商品を買う」ことはないからです。
あなたも「このひとの発信はめちゃくちゃ有益だし、クライアントの実績も出てそうだから教材買おう」ってその人の教材を買ったことありませんか?そしてその商品が良かったらまた次の商品も買ってしまう。こんなことがあるとおもうんです。
これも全て「信頼してるから」買うんです。この商品より先に「人を売る重要性」を理解しないと、とくに高額商品ほど売れないので、まずなにより信頼獲得に努めてください。
- 普段のSNS発信で見込み客の悩みを解決する投稿や最新情報を発信
- クライアント実績を出して対談動画を撮影
- ファン化&欲求喚起階層で信頼の仕組みを作る
具体的にはSNSの概要欄やプロフからLINE&メルマガ登録してもらった後の導線で、
- LINEステップメッセージ
- フロントLP
- ボタンカルーセル
- 画像
- プロモーション動画
この5つの機能を活用して信頼獲得していきます。
またこの5つの機能を使って導線を組むときに、必ず盛り込むべき「信頼獲得6要素」があります。
- アカウントコンセプト
- 商品ノウハウ(コアノウハウ)
- 実績
- 個別相談の感想
- 実績者対談
- 価値観を共有する熱いメッセージ音声
これら6つの要素を5つの機能に盛り込まないと駄目なんです。
まとめ
今回は「マーケティング完全攻略」についてお話しました。
マーケティングの仕組みって作るのめちゃくちゃ大変なんですけど、一度完成してしまえば、本当に集客も売上も自動化できちゃいます。たとえば何もしなくても、毎日2人3人とリストが増えて、そこから朝起きたら「相談会の申し込みが入りました」って問い合わせの通知が入ってる。
いざZoom相談会に来たときは「ゆーろさんのYoutube全部見ました」「このひとは本物だと思ったのでぜひ話を聞きたくて…」とか「コンサル受けること決めてました」ってもう信頼してもらってる状態のお客が来てくれるんで、押し売り一切不要で50万100万といった商品が売れるんです。
これ生き方や価値観によるし、正解はないんですけど、もしあなたが自由な時間とか、場所を選ばない働き方とか、ひとり社長として「家族との時間」を大切にしたいんだったら…僕はあなたに“絶対”「マーケティングの仕組み」をつくって欲しい!こう思ってます。
ここまで読んでくれたあなたなら絶対できるから!ここまで見てくれるってことは相当真剣だろうし、ガッツもあると思うから「頑張るほど楽になる仕組み」を若いうちから作って、少しでも自分を楽にしてほしい。
今回の動画で分からないことがあれば何でも力になるので、あなたが本当にお客にしたい人が、自ら進んでやってくる仕組みをつくって、集客や売上を自動化したり、その空いた時間をクライアントや家族にあてて欲しいと切に願っています。