「コンテンツを作ったことが無いから作り方がわからない」
「作成して販売までする流れを知りたいな」
コンテンツ作りってやること多くて大変なんでしょ?って思うかもしれません。ですが、コンテンツを作ったことがない人でも「この記事に書いてある順番」で進めればご自身のコンテンツを作って販売開始まで完全理解できる内容になります。

正しい作成方法を理解できれば、無駄な商品を作る必要性が無くなりコンテンツ制作時間を1か月から3か月時短できます。
この記事の最後ではコンテンツを売るためにコンテンツ制作とセットで理解しないとマズイ「良い商品を作っても売れない人」の致命的な問題まで暴露するので最後まで見逃さないでください。


コンテンツ販売の商品種類は主に3つ
- 教材型
- 個別コンサル型
- スクール型
それぞれの商品パターンごとのメリット・デメリットを解説していきます。
①|教材型
教材はPDF・音声教材・動画教材・本や電子書籍などで提供していきますが、メリットは2つあって1つ目は手離れが良いこと。



なぜなら基本的に売り切りの商品が多いので1度PDFや動画教材を作って売れてしまえばサポート不要でクライアントが自主学習してくれるからです。
また教材型の2つ目のメリットは「コンテンツ販売のハードルが低い」ことです。
なぜならBrainやnoteで商品を作って販売するなら100円からでも可能ですしPDFに情報をまとめてnoteで販売することだって可能だからです。
一方で教材型のデメリットは
- 低単価商品の切り売りになって売上が伸びない
- 集客数が必要になって疲弊する
- 購入者の実力に依存するので結果が出にくい
頑張って集客しても思ったように売上が伸びず疲弊していくので、可能なタイミングで高額商品の販売にシフトしてください。
②|個別コンサル型
お客さんの大切なお金を預かってサポートする訳なので何が何でも元が取れるまでサポートする根気強さが求められます。
個別コンサルはとにかくクライアントの結果を出したい1人1人、個別で対応したい思想がある人にはおすすめです。



僕も自分が個別コンサルを受けて変われたのもあり、1人1人の結果に向き合っていきたいので「個別コンサル型」で運営をしています!
③|スクール型



スクール型は教材型や個別コンサル型でクライアントの実績を出してから複数の質問やノウハウが貯まってきた段階で挑戦する流れなので中・上級者向けですが相談数が多すぎて「個別相談」は難しいと思っている人はぜひ挑戦してみてください。
大切なのは自分のレベルに合った商品パターンを選択すべきということです。
例えば多くが実績もない0→1段階にも関わらずいきなりスクール販売したりコンサル販売をするとそもそも売れないしクライアントの結果が出せずに不平不満が貯まって炎上します。
逆に実績者がいつまでも個別相談ばかり対応すると時間在庫が無くなって家族との時間が無くなったり結局ラットレースから抜け出せません。
クオリティの高いコンテンツ4要素
- 体系的な知識が身につくコンテンツ
- 行動できるコンテンツ
- 時短できるコンテンツ
- 結果が出るコンテンツ
質の低いコンテンツを作っても売れないし、クライアントの結果は出ません。
これから紹介する4要素を1つでも多く含んでいれば顧客の成果が出て満足してくれるコンテンツになります。
順に説明していきます。
体系的な知識が身につくコンテンツ
コンテンツが体系的であるべき理由が、読者が分からない知識を体系的に身につけられると知識の全体像がイメージできて行動できるようになるからです。
例えば今回の「コンテンツの作り方」を解説する記事や動画もコンテンツの作り方が分からない人が
- 最初にコンテンツの種類を理解して
- 次にクオリティの高いコンテンツ4要素を理解して
- 最後にコンテンツの作り方7STEPを理解できる
といった流れでコンテンツの作り方を体系的に理解できますよね?



そして「なるほど商品の種類は①教材型か②個別相談型か③スクール型で選んで」クオリティの高いコンテンツ要素を入れて、最後に7STEPで作ればいいのかと理解できたり行動できるようになるんです。
断片的な知識を学んでも記憶に定着しません。いざ使おうとしても体系的に理解してないと脳内から取り出せません。日々行動してもらうためにも教材の体系化は品質担保のうえで必須になります。
行動できるコンテンツ



そもそも行動できるコンテンツじゃないとクライアントの結果が出ないです。
どれだけ良い教材やコンサルがあっても行動しないことには現状はよくなりませんし、理想の状態に近づけません。
そのためクライアント側が行動を後押しする必要があります。
時短できるコンテンツ
お客さんはただでさえ仕事で忙しいので、作業を1秒でも時短するコンテンツだとクライアントが購入後に早く結果が出るし、別の作業に時間が使えるからです。



例えば、塾は1人だと志望校合格まで3年かかる所を1~2年に時短したりコンサルタントは収益化に3年かかる所を1年に短縮するといった時間短縮が可能になるので、高額でもお金を頂けるんです。
もちろん「短期間で稼げる」と煽ったセールスをしても購入後に結果が出ないとクレームに繋がるだけなので全くお勧めしませんがご自身の経験からクライアントの結果が少しでも早くなる方法があるならぜひそのノウハウを盛り込んで、購入者の時短に貢献してください。
結果が出るコンテンツ
どれだけ情報量が多くても、見栄えの良いコンテンツでも中身がスカスカで購入者が結果を出せなければ評価できないからです。



Brainやnoteを購入し有益な情報を手に入れて「勉強になったー」って感じるのも悪いことではないですが、コンテンツ販売で挫折する大半は情報を受け取っても行動できなかったり小さな結果が出ないコンテンツを選ぶから心が折れて辞めていくんですよね。
一方でコミュニティやコンサル型でクライアントをしっかりサポートする人はクライアントが行動するし、それに伴って結果も出るので顧客が満足する。
すると口コミが広がってどんどん成長していく。結果的にコンテンツが評価されていく。シンプルです。
質の高いコンテンツか?あなたのコンテンツが「顧客の成果の創造」に繋がっているか?ここがセンターピンになるので絶対忘れないでください。
コンテンツの作り方7STEP
- 3C分析
- 商品構成をマインドマップで作成
- 商品スライド作成
- 画面収録・編集作業
- サムネイルの作成・販売ページ
- 決済会社契約&商品登録
- プロモーション&集客活動
この7つの順番で進めていきます。順に解説していきます。
①|3C分析



勝てるかもわからないコンテンツを作っても100%売れないしあなたの膨大な時間が無駄になります。
例えば、Appleのスマホやパソコンがめちゃくちゃ売れてる中で他の会社も真似すればいいのに真似しないですよね?
当然特許で守られてるのもあるんですが、同じ商品を作るだけじゃ100%売れないって分かってるから他社はMacと同じ戦い方をしないんです。
次からは3C分析の具体的な手順を紹介していきます。
3C分析STEP①:自己分析
まず自分のことを理解していきます。なぜ最初に自己分析をするかと言うと、
個人商品は「どんな商品を買うか」ではなく「誰から買うか」の方が重要だから
毎年ライバルが次から次へと参入すると、日替わりで被り商品が出てくるのが現状です。
後発であるあなたの商品が何の変哲もないコピー版や劣化商品だったら手に取ってもらえないので、自分にしか伝えられない「実績やキャリア」など独自資産を含んだ商品を作らないといけないんです。
- 知識と強みの棚卸し
- 独自資産の棚卸し
知識と強みの棚卸しですが、これは簡単で
- 自分が伝えられる知識や技術は何か?
- 自分が時間をかけて学んできたことは何か?
- 自分が人より簡単にできることは何か?
- 自分が人より早くできる事は何か?
これらを紙に書き出したり、マインドマップにまとめることで強み、つまりユニークセールスポジション(USP)と呼ばれるあなたの知識や強みなど「商品の材料」を見つけることができます。
独自資産の棚卸しですが、これは
- 自分がどんなキャリアを歩んできたか?
- 自分がどんな行動や経験を積んできたか?
- 自分はどんな実績を出してきたか?
これらを棚卸することで、あなたにしかない実績「MSP(ミー・セリング・ポジション)」と呼ばれる独自資産を見つけることができます。
MSPを商品に盛り込むことで「あなただから買いたい」と名指しや逆指名を頂くことができます。
3C分析STEP②:ライバルリサーチ
ライバルリサーチは相手の情報を調査することですが、理由は「ポジション」をズラすためです。



ポジションをズラすのはあなたがインフルエンサーと戦っても実力・実績・知名度で勝てず、消えていくからです。ライバルが戦えない、もしくは取りに行かない市場で勝負しないと後発組からしたら勝機が無いんです。
ライバルリサーチは具体的に5W2Hを使って進めていきます。
- When(どのタイミングでマネタイズしているか)
- Where(どの媒体で集客・教育・販売してるか)
- Who(誰に※どんなペルソナ設定で)
- What(どんな商品やサービスを)
- Why(どの理念や、ビジネス経験を元に)
- How(どの導線で)
- Howmuch(いくらで)
これらライバル情報やライバルの戦い方を徹底的にリサーチして自分はどう戦う場所をズラして戦うか考えるんです。
3C分析STEP③:理想顧客の悩みリサーチ
どれだけ自分の強みや独自資産が反映されてライバルとずらした商品を作っても、「顧客に求められなければ売れない」ので注意しましょう!
理想の見込み客の悩みは
- ライバルのLPやレター
- Brainやnote
- Twitter・Youtube・インスタグラムのリプ欄
- 教えてGooやyahoo知恵袋
で徹底的に見つけていきます。
これらを使うことで、ビックリするほど見込み客の悩みを理解できます。
②|商品構成をマインドマップで作成
例えばあなたが恋愛系でビジネスをしていてマッチングアプリで彼女を作るコンテンツをつくるとしたら、
- 容姿を整える
- 映えるプロフ写真を撮る
- マッチングしやすくなるプロフづくり
- マッチング後のメールのやり取り
- デート中のアピール方法
- 告白などゴールまでもっていき方
- クロージング
のような形でコンテンツの概要を作っていきます。



商品概要をつくる作業を行うとあなた自身もどの順番でコンテンツをつくるべきかイメージがつきますしお客さんも「この商品を学ぶとこんなことができるんだ」と「商品パッケージ」のイメージがついて購入してもらえやすくなります。
- 理想の見込み客をどのA地点からB地点に連れていくかAB設定する
- A地点からB地点に行くまでの道筋を階段状にしてSTEPサービスにする
商品構成づくりのSTEP①で理想の見込み客をどのA地点からB地点に連れていくのかAB設定していきます。
STEP②でA地点からB地点に行くまでの道筋を作ります。
先ほどの100万貯めたい人の例で貯金0の状態をA地点、貯金100万の状態をB地点だと設定した場合A地点からB地点に連れていくまでのサービスを何か考えると、
- 収入と支出項目の洗い出し
- 削減でできる支出の見直し
- 収入アップの転職と副業方法
この形で構成ができあがると思います。
あとは、①収入と支出項目の洗い出し方法をスライド作成して商品を作り込んでいけば、もう商品が完成です。
③|商品スライド作成
商品スライドはSTEP②で作った商品構成ごとにより細かく説明スライドを作るイメージです。
例えば、恋愛系のコンテンツの第1章が「容姿を整える」なら容姿を整えるためのより細かい方法をスライドにしていくイメージです。
- クライアントが内容を視覚的に見やすくなって知識習得が効率化する
- 文字ばかりじゃないので読みつかれず、挫折しない
- コンテンツがきれいだと信頼が高まる(ブランディング)
スライドクオリティはあなたが選んでもらえるかの分かれ目になるので徹底的に作り込む必要があります。
商品スライドはパワポやGoogleスライドでつくればOKです。
どうしても時間がない副業マンは、ココナラやクラウドワークス経由で「コンテンツ制作代行」にお願いすれば大丈夫です。
- 色は多くて3色まで
- 1スライド1メッセージ
- 商品構成にそって書く(内容を脱線しない)
色は多くて3色までにした方が「視覚的に理解しやすく長文を読んでも疲れない」傾向にあります。
素人ほど文字の色が多いです。「色を付けなければ見てもらえない」と思ってますが逆効果です。
色が少ないほど読みやすく、重要な部分が強調されます。
また色はコーポレートカラーと言って、あなたが顧客に印象付けたい色を選択してください。
攻撃的や熱意を伝えたいなら赤系、紳士的な、ロジカルなイメージを与えたいなら青色、優しい雰囲気を出したいなら緑といった形です。
そして「1スライド1メッセージ」。スライドに伝えたい事をごちゃごちゃ入れても、読み手は頭に入ってきません。
④|画面収録・編集作業
これはSTEP③で作ったスライドをプレゼンモードに切り替えて、画面収録するだけです。
Windowsであれば、Windows+Alt+Rで収録できますし、Macであれば標準機能の「Quick time player」を使えば大丈夫です。
スライドの編集作業は無料ならDavinchResolveか、MacならiMovie有料であればプレミアプロ一択です。
⑤|サムネイルの作成・販売ページ
ちなみにこの記事や動画のサムネイル画像は以下です。


どれだけ中身が素晴らしいコンテンツを作っても、表紙が魅力的じゃないと見られないのでココナラ・ランサーズ・タイムチケットなどで必ず外注してください。
- 文字数は少ないほど良い
- 衝撃の事実
- プロスペクト理論の活用
- 具体数字の活用
サムネイルはとにかく文字数が少なければ少ないほど良いです。Youtube上でライバルのサムネイルと並べられた時に、文字が小さいと印象に残らずクリックしてもらえないからです。文字数はなるべく15文字以内を意識してください。
衝撃の事実は、極端な例をあげると「お菓子を食べて痩せる」「化粧を落とさず寝た方が肌が潤う」みたいなイメージです。



「これやったらおすすめですよ!」ってタイトルつくるんじゃなくて
「これやったらマズイですよ!」と損失をイメージさせるタイトルをつくることです。
数字を使うと「コンテンツのつくり方」より「100万の商品が53件売れたコンテンツのつくり方」の方がえ?すごくね?ってなりますよね。
サムネイルができたら、販売ページを作りましょう。
販売ページは、WordPressやペライチやColorfulなどを使って作成しますが、「セールスレター 作り方」とかで調べるとたくさん出てくるので調べてやってみてください。
⑥|決済会社契約&商品登録
決済会社に契約して商品登録をしていきます。
- エキスパ
- infotopやInfocart
- テレコムクレジット
- ユニヴァペイメント
最初はテレコムクレジット(初期費用あり)やユニヴァペイメントを使っておけば大丈夫です。
決済会社に登録してから、商品登録が完了するまで1週間~2週間ほどかかるので、早めに商品登録するのがおススメです。
⑦|プロモーション&集客活動
プロモーション活動は、SNSで何月何日に商品リリースしますよ!とか商品の内容を少し見せて期待感を感じてもらいます。



プロモーションで大切なのは「商品が売れる前に売れている状態を作る」ことです。
あなたも正直「商品内容を買う前に買うと決めてた」ってことありません?この人の商品なら間違いないと思って決めることが大半だと思います。
しかし後発組の名も知れない発信者が「商品が売れる前に売れている状態を作る」のは相当難易度が高いです。
そのため、日々のX・Instagram・Tiktok配信などでお客さんを1人2人とファン化しておく必要があるんです。
現代においてはこのファンマーケティングが個人で生き残る最適解です。
ファン化したり商品リリース後に集客活動を行っていけば売れるコンテンツは完成してるので商品販売できるはずです。
もちろんビジネスに絶対はないですし、市場の流れやお客さんのニーズに合わせて売れ幅もかわるので「商品が売れるかな?」と一喜一憂せずに、商品リリース前にお客さんの期待感を高める事だけに集中してプロモーションしてみてください。
まとめ|
コンテンツ作りの7STEPは
- 3C分析
- 商品マインドマップの作成
- 商品スライド作成
- 画面収録・編集
- サムネイル&販売ページ制作
- 決済会社契約&商品登録
- プロモーション&集客活動
この流れで進めていけば、自分の強みや独自資産が活かされてライバルと被らないズラした市場で、あなたの商品が選ばれるようになりお客さんからも必要とされるコンテンツを作ることができます。
あなたはすでにコンテンツの種類も把握しましたし、質の高いコンテンツも理解してるので、あとは渾身のコンテンツを量産していきましょう!